こんばんは。所長の村井です。
昨日からチュートリアル 徳井氏の申告もれに関するニュースでワイドショーが賑わっています。
最初にこのニュースを聞いたとき、
「過去に無申告状態で、ここ近年はまじめに申告をしたが、経費について色々と指摘を受けた」ものと思っていました。
しかしよくニュースを聞くと、
「過去に申告していたが、ここ近年は無申告」でした。
あまりにお粗末すぎて驚きました・・・
無申告についてかばうつもりは毛頭ありませんが、私的な経費と思われるものが否認されたことについて”所得隠し”と報道するのは正直どうかな、と感じています。
弊社でも芸能人の方の税務申告を請け負っておりますが、費用の経費性についてはとても難しい一面があります。
それこそ考え方によっては”何でも経費になるから”です。
特に徳井氏のような芸人さんは、ネタをつくるための仕込みとして、本を読んだり、映画を見たり、面白い体験をしてみたり、と情報収集が欠かせません。
しかしそれをプライベートで行ったのか、ネタのための情報収集として行ったのか、それは行ったご本人でないと分かりません。
そのため、基本的な経費の判断は納税者本人に委ねざるを得ない部分が多いのです。
しかし何でも経費にしていいように取られるといけませんので、弊社では経費に一定のルールを定めて処理を行うこととしています。
または仕事として使った証拠を残すための指導も行っています。
徳井さんの場合は残念ながら、仕事とプライベートの狭間にある経費についてルールや証拠が存在しなかったんでしょうね。
人のふり見て・・・ではないですが、今回のニュースを見てとても焦っているそこのあなた!
いつでもお気軽に弊社までご相談くださいませ。