こんにちは。所長の村井です。
今年も今日で1/4が終わりました。早いですね~
歳のせいでしょうか?それとも忙しさのせい?
などとぼやいていると、時の経過がさらに早くなりそうなのでこの辺で止めて・・・
今回は事業復活支援金の給付金に関する間違い事例です。
巷的には、「売上が過去3年間と比べて30%以上ダウンしたら支援金がもらえる!」みたいな感覚でとらえられており、売上が下がったことをもって意気揚々と弊社に相談にお見えになるのですが、給付額を計算したところ0円になり、がっかりと肩を落としてお帰りになることもしばしば。
これについては申請要件は確かに満たしているが、給付金が0円という状態です。
給付金の計算式は
とシンプルに決まっています。
S=給付額です
そして
A=基準期間、すなわち売上を比較する基の期間
2018.11~2019.3の5か月間
2019.11~2020.3の5か月間
2020.11~2021.3の5か月間
のいずれかを指します。
つまりAは5か月分の売上なわけです。
Bは2021.11~2022.3のいずれか売上がダウンした月の単月の売上です
よって下記のようなケースが生まれます。
2018.11の売上 1,000,000
2018.12の売上 1,000,000
2019.1 の売上 1,000,000
2019.2 の売上 1,000,000
2019.3 の売上 4,000,000
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上記5か月合計売上 8,000,000
それに対し
2022.3 の売上 2,000,000
要件的には、3月の売上で判定すると、400万円→200万円で50%ダウンとなっています。
これを給付額の計算式に当てはめてみましょう。
つまり0円です
こういう計算を行うことによって、過去のたまたま売上が大きかった月と比較して、支援金が出ることを阻止しているのでしょうね。
これから申請を考えられている皆様、どうぞご注意くださいませ。