こんにちは。
所長の村井です。
今日は多くの学生にとって、夏休みの最終日ですね。
しかし、台風10号の影響も大きく、特にどこにも行けず。。。
そんな天候の中、子どもを連れて近場でどこか行けるところがないかなーと探して行ったのが、大阪 梅田スカイビルにある「絹谷幸二天空美術館」です。
この絹谷幸二さん、私と同じ奈良県がご出身の画家さんなんですが、自然界の神々を題材に多くの作品を描かれており、とりわけ今回は”龍七連作初出品”とのことで拝見してきました。ちょうどウチの子供もアニメのドラゴンボールに興味がある世代なので、龍という題材がとっつきやすかったこともありまして。
さてさて、受付を済ませて(なんと小学生以下は無料)エントランスを入りますと、先ず最初に3Dシアターがあるとの案内が。
小さな暗室に腰掛けイスが十数個。それほど人がいなかったこともあって、ゆったりと迫力のある3D映像が堪能できました。映像は趣向が凝らされていて、絹谷さんの作品がめくるめく流れる映像で紹介される(といっても人の声はなく、音と飛び出す映像を駆使した)ものでした。
写真撮影不可だったので、興味ある方は是非現地で見られてください。
そしていよいよメインブースへ。
待望の「龍七連作」を間近で見ることができました!
↑4作しか写真に納まってませんね(汗)
実際はちゃんと七枚並んでます。
赤や金色が特徴的で、超ド迫力の龍の絵でした。
その他、風神雷神や七福神を題材にしたものや、十一面観音菩薩を題材にしたものなど、神仏が時にはド迫力で、また時にはかわいらしく描かれており、見ていて全然飽きませんでした。
その中でも強烈なインパクトがあったのがこちら。
こんなおどろおどろしいものばかりではありませんが、迫力に圧倒された1枚でした。
その次のブースは、小休止。
大きな窓から西方(淀川方面)を望みながら、立体アートが数体。
先ほどの絵画とのギャップを楽しみつつ、進むと「VR体験」の看板が。
受付の方に聞いてみると、5分程度で作者の絹谷さんが美術館を案内してくれる映像が見れるのだそう。
我々家族は4人でしたが、VRセットが2台しかなかったため、諦めてさらに次のブースへ。
それまたさらにギャップを感じる洋風な絵画のエリアで、ヴェネツィアに留学された時の作品が多く並んでいました。
それはそれで昔風の絵の中に、今風のものが混じっていたり、美術・芸術にうとい我々家族でも十分に楽しめる内容でした。
同じ展示は今年の12月8日まで開催されているようです。
ご興味ある方は是非迫力の絵画を近くでご覧になってください。